LINKS

PROFILE

RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
OTHERS

07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
人間関係と恋愛を科学する雑学サイト Little Riffle

for Blog

複雑な人間関係や不可思議な恋愛感情など、人間について独自の視点で科学する雑学サイト

<< 録画しておいたデスノートを見ました。 | main | 大人って何だろう? 【後編】 >>
大人って何だろう? 【前編】
0
     来年の夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられます。

     私が思うに、本来は逆だと思うんですけどね。
     ひと時代昔であれば、20歳を過ぎても精神的に子どものままな人は少数派でしたが、現代は急速に増え続けてしまっているのですから。

     もしかしたら、少しでも若くて柔軟性がある(年齢的に未来への希望を抱きやすい)うちに"大人の自覚"を持たせることで、精神的に子どもな大人を減らそう、という意図があるのかもしれないけれども...
    (まあ、おそらくは、少子高齢化の中で、税金やら社会保障費やらを増やすための第一歩ってことなのかもしれないけど。)


     7月5日(日)の朝日新聞の折り込みに入っていた『GLOBE:大人って何だろう?』をザッっと読みました。
    (http://globe.asahi.com/feature/2015070200008.html)
    〔※朝日新聞デジタル購読者以外は一部しか読めません。〕

     以下、私が印象に残った部分にのみ触れていこうと思います。

     まず、イニシエーション(成人になるための通過儀礼・儀式)について。
     バンジージャンプとか割礼など、発展途上国の少数民族で行われるものが最初に思い浮かびますが、日本の成人式などもこれらの一つです。ただし、イニシエーションを済ませれば、すぐに(精神的に)大人になれるわけではありません。まずは「大人としての自覚を持つため」という位置づけであって、そこから少しずつ大人への成長が始まるってことらしい。

     ここで、日本の成人式について考えてみたときに、果たしてイニシエーションとしての役割が果たせているだろうか? ということが気になります。
     結局あれって、ただの「同窓会」みたいなものですよね?(人にもよるのでしょうが...)

     私もそうでした。
     正直、面倒くさくて行くかどうか迷っていたのを覚えています。だけど、久しぶりの友人に会えるかもしれないと思って、とりあえず行ってみることにしました。公会堂で何やらエライ人がしゃべっていたけれど、内容はもちろん、公会堂で話を聞いていた"シーンの記憶"すら、おぼろげにしか覚えていません。


     次に「自立することが大人」という考え方について。
     要するに、親元を離れて全て"自分の力"で生計を立てることです。これについては私も全くの同意見です。
    (近年では経済的な問題や親の介護などの問題で、難しいケースも多いでしょうけれど...)

     お金を自分で稼ぐこともそうですが、炊事・洗濯・掃除など、家事全般を自分で行ない、自分で行なった結果が自分に返ってくる...つまり、料理が下手くそならば、マズイものしか食べられないし、洗濯をサボれば着るものが無くなり、掃除がテキトウなら汚い部屋に住むことになる、ということです。また、稼ぎが少なければ、貧しい生活しかできません。
     これらのことを、自分の努力によって少しずつ改善していくことで、大人としての成長が促されるのではないかと考えます。


     三つ目に、社会的な現象として気になったのが、価値観の多様化によって、困難を最小限に抑えながら(ぶつかるべき困難を選択しながら)社会に出ることができるようになってきたことです。
     ひと時代昔であれば、価値観の選択肢が少なかったために、自分では回避しようのない困難に立ち向かわざる負えないケースも多々ありました。それはそれで問題や苦労も多かったのですが、こういった苦労を経験することこそが、イニシエーション(通過儀礼)のない日本人(欧米型近代国家の人々)が大人へと成長する第一歩だったような気がします。

    「若いうちは、苦労は買ってでもせよ。」

    という言葉がありますが、これは本当だと思います。
    (まあ、お金で買えるようなものでもないですけど...)

    私が、大人になり切れない世の中の若者たちに言いたいのは、

    「とにかく危険の中に飛び込め!」

    ということです。

     なにも「バイクで暴走せよ!」とか「チンピラに戦いを挑め!」といった身体的な危険を冒せというわけではありません。
     たとえば「好きな異性に告白する」とか「ナンパをする」とか「すれ違う人全員に挨拶をする」とか、そういった精神的なプレッシャー(危険?)を自分にかけていこう、という意味です。
    (注:その際には、相手への思いやりだけは忘れないようにしてください。)

    (いったい、そんなことをして何になるのか?)
    といった声が聞こえてきそうですが、これって、実はいろいろと役に立つんです。
    私自身もそうやってコミュニケーション能力を高めてきたし、他人に対して(どうすれば喜んでもらえるのか?)や(何をすると嫌がられるのか?)を、自らの体験を通して学ぶことができました。


     最後に。
     親元を離れ、結婚して、子ども作り、親になり、家庭を営む...これが大人の最低ラインだという意見があります。ヒトがこの世に生まれて、生物の能力として"出来ること"を、ひと通り全て経験するということです。

     やはり、これはどうしてもやっておきたいことだと思います。せっかく生まれてきたのだから、人間である前に"生物"なのだから、後の世に子孫を残して命を繋いで、ホモサピエンスの繁栄のためにも、ぜひ貢献しておきたいものです。

    | 社会問題 | 15:41 | comments(0) | - | - |